アフター・アース
3本目はウィル・スミス親子です。
『アフター・アース』(主演 ウィル・スミス親子)
おすすめ度☆☆
私はウィル・スミスの映画割と好きで、
何年か前までは、「ウィル・スミスを選べばそれほど外さない」
と思っていました。
しかし…最近の彼はあまり当たりませんね。
今回もイマイチです。
家族で見ようかと思ったのですが、息子(小2)は途中で「つまらない」
と離脱。夫と私はなんとか見終えたものの、膨大なお金がかかった駄作感が
否めませんでした。
これがシックスセンスのM・ナイト・シャマランの作品か??
確かに映像はきれいでしたが、なんというか子供の冗談のような作品でした。
というのは言いすぎですね。
きっと一生懸命つくったのでしょうから。
ジェイデン・スミス君、大人になりましたね。
もうお父さんと離れて映画を撮った方がいいかもしれません。
インポッシブル
2本目はナオミ・ワッツです。
『インポッシブル』(主演ナオミ・ワッツ、ユアン・マクレガー)
おすすめ度☆☆☆☆
これはスマトラ沖地震の後の津波で流され、奇跡的に生還を果たした家族の実話です。これを見たらしばらく海辺に行くのをためらってしまうほど怖い映画でした。
でも内容は、なかなかしっかりしています。
津波の後の人々の様子がありありと想像できます。
ここから私たちが何かを学ばなければ、津波で亡くなった人たちに
申し訳が立たないでしょう。
ナオミワッツは、個人的にあまり好きな女優ではないのですが、
がんばったなーと感心してしまう映画でした。
もうすぐ3月11日ですね。
あれほどたくさんの悲しみが日本を襲ってからもう3年。
私は残ることができた命として、流された彼らに恥じない生き方をしているだろうか。と、時々自分に問いかけます。
子供たちに、「がんばろう」「あきらめないで」と叱咤するほど、私は一生懸命生きてきたでしょうか。
3月11日が近づくといつもそう思います。
ジャッキーコーガン
今週1本目はこれです。
『ジャッキーコーガン』(主演ブラット・ピット)
おすすめ度☆☆
あーはずしちゃったなー。
と感じた映画でした。
まぁ、ブラピのこの手の映画はこんなものかな…とも思いましたが。
裏の世界みたいな設定な割に、なんとなくあまりプロっぽくなく
あまり怖くもなく…。
「扉をたたく人」のリチャード・ジェンキンスまで出してきたんだから
もう少し何かあってもよいのでは?
何を言いたいのかもいまいちわからない。
私の読みが浅いのかもしれませんが。
ブラピは相変わらずかっこいいけど、これはちょっとね。
今週もまた「2時間返せ!」と夫に文句を言われる私です。
ワン・デイ 23年のラブストーリー
今週2本目はこれです。
『ワン・デイ 23年のラブストーリー』(主演 アン・ハサウェイ、ジム・スタージェス)
おすすめ度☆☆☆
人生っていうのは、山あり谷あり。何が良いのかわかりませんね~。
この映画をみて、一番の感想です。
人との出会いで、その人の運命は本当に変わるものです。
もし主人公のエマが、この女たらし、デクスターに出会うことがなかったら…
彼女はきっと夢をあきらめ、そこそこ誠実で、そこそこきちんとした
いい男とであって結婚し、母になって…というありきたりの幸せな人生を送っていたかもしれません。
私はエマのような人生は送りたくないな~と正直言って思います。
あんな男を思い続ける人生っていったい…。
それなのに、どうしてもエムが幸せそうに見えるのはなぜでしょう。
なぜ恋をし続ける人は、どんなにひどい状況でも輝いていられるのでしょうね。
恋する気持ちが痛くて、悲しい映画です。
私が選ぶ、良い映画の基準も満たしていません。
でも、やはりおすすめしてしまいたくなる映画です。
若いころ旅行したパリやロンドンの景色もステキです。
そしてラストは…
お父さんがいいところをすべて持っていきます。
ありゃりゃ。
ワイルド・スピード EURO MISSION
もう一本見ていました。
『ワイルド・スピード EURO MISSION』(主演ヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカー)
おすすめ度☆☆☆
ご存知のように単純に楽しめるカーアクションです。
なかなかよくできていて楽しく見ました。
評価が低いのは過去の作品を忘れてしまっていたので、いまいち意味が分からない部分が多かったからです。作品のせいというより私の記憶力のせいです。
しかし、ヴィン・ディーゼルの恋人役の子は微妙ですね。
美人と呼ぶべきなんでしょうか?
ポール・ウォーカーの彼女ミアもなんとなく貧乏くさい感じであまり好みではありません。
しかも、ひとつの映画にハゲを二人起用されると、なんとなく画面がいまいちだと感じるのは私だけでしょうか?
キャラが被りすぎではないでしょうか。
唯一好きだったのはジゼル役の女優さんだったのに、こんなのってあり?
と文句をつけたくなりました。
ハッピーエンドの評価をつけたくありません。
ポールウォーカーにもう会えないんだ…と思うと悲しくなります。
まだまだ活躍してほしい俳優さんでした。
最後の瞬間に、彼は取りかけの映画のことを思ったでしょうか。
それとも、残していくわが子のことを思ったのでしょうか。
何もできない遠くの映画ファンとしては、せめて彼の映画を忘れないでおこうと思いました。
そして、お香典の代わりに、国境なき医師団に少し寄付をさせていただきました。
おやすみなさい。
ブラッドダイヤモンド
今週のJ・エドガーの記事を書いていて、ディカプリオならこの映画を書いておかなければ!と思いだして連続投稿です。
『ブラッドダイヤモンド』(主演レオナルド・ディカプリオ、ジェニファーコネリー)
おすすめ度☆☆☆☆☆
アフリカ、シエラレオネを舞台にダイヤモンドの不正取引を扱った映画です。
レオナルド・ディカプリオはタイタニックのイメージが強すぎて、好みの俳優ではありませんでした(童顔だし)。
でも、なんとなく気になって半年ほど前にみたのがこの映画。
ディカプリオを甘く見ていたよ…と反省しました。
そして、私たちがなんとなく欲しいな、と思っているダイヤモンドの陰に
たくさんの犠牲があることを初めて知り、驚きました。
私は宝飾品はほとんど持っていないので、あまり罪悪感は感じませんでしたが、
今後、もしお金持ちになっても大きなダイヤを欲しがるまい、と決意しました。
アフリカを舞台にした映画は悲しいものが多く、見るのをためらいがちですが、
この映画は、「映画はエンターテイメントなんだから深刻なものはいや!」
という人でも、一見の価値はあるのではないでしょうか。
アクション映画としても楽しめますから。
若い人にもぜひ見ておいてほしい一本です。